ジャズ教本おすすめに関連して

 

音楽は、元来、聴覚の時間芸術である。

 

音感、感覚、センス、等のすべてに劣るにもかかわらず、音楽を専門的に「語り」たがる者が基本的に「理論」に頼るのである。

あるいは、「解説、評論」である。


本来、音楽を、こう演奏されるべきである、としたり顔で解説する事が既に、こうした「資質」に欠ける人種である事を「証明」している。

大切な事は、その音楽で、何を相手に「感じさせたか」に尽きる。

そして、その相手は、馬鹿か、阿呆か、天才か、凡人か、普通の人か、神経症か、スノッブか、ストーカーか、という事をリサーチするだけである。


聴衆の誰もが、彼の「話し」に感動した、というのに、1人、「彼の言葉の使い方は、文法的にまちがっているのですよ」と得意気に語る者は、縛り首に値いするだろう。


「理論」と呼ばれる内は、使い物にならない。

それは、既に「過去」の分析の記述でしかない。

理論とは、こういう風な音を使ったらこういう風な世界になる、という事を伝えるだけの過去の実験結果でしかない。

お見合いの席で屁をこいたら破談になりまする、という類の指南書と思えばよい。

プロは、理論を語らない。


素晴らしい「音楽」を創造したか、否かである。


そこに「理論」が生まれるのだ。


したがい「理論」が先にあるわけではない。


あるのは研ぎすまされた「感覚」である。


文法書通りに会話をすれば、「ワラワハ、イヤ デ ゴジャリマスル」と言う会話にしかならない。


*人間の人体構造にくわしい医学者たちが自己を優秀なアスリートにする事ができるか?


*サッカーの実技理論に通じた者は、最高の選手となれるか?


*化学者が料理家を目指せば、一流のシェフになれるか?


*文法学者の書く文章はどれも「名文」か?

 

(念のため、これらをまったく知らない者も無理である)

 

以上の事から、ちゃんとした実践経験豊富な「プロ」の教師からジャズ理論は学んだ方が修得は早い。大体、独学では、3年かかる所を半年では理解するのではないだろうか。くれぐれも付け加えておくと、理論は、実践経験豊富な者から習いなさい!巷(ちまた)にはびこる大したアドリブ能力もない「理論オタク」は避けなさい!まったく見当違いの「解説」を平気で行なっているので要注意!

なぜなら、実践を通して、机上の「理論」のどこが役に立たないか、どこがどうでもよい事か、を知るからである。

実践経験のない者は、リングに上がればただただ震えているだけである。

プロ演奏家とアマチャアー理論家の違いは、その「アドリブ」が聴くに耐えうるか否か、にある。


正しい教師選びは、その教師が十分な実践経験を持った、あるいは対戦歴を持ったミュージシャンであるか否かの一点である。


初心の者では、その教師の演奏では判断は下せないから実践歴、対戦歴を見て偽物か本物か、を見ればよい。


**に習いました、**に通っていました、の類は、冒頭で述べたように、その地位にある者は、私自身も含め何百人といるからである。


それだけでは何の「証明」にもならない。


難関を突破しての経歴は、尊重するに値いする事は言うまでもない。


念のため。


山田花子も女子プロレスラー「出身」である。

デビューはしていないが、、、。


「山田花子プロレス教室」、があればあなたは通うか?という事を考えて見ればよい。


いずれにせよ、「師匠」を選ぶ事は、一大事業である事は言うまでもない。


お金がない、という理由を掲げる者は、音楽を学ぶ必要はない。


私は、どれだけの金銭を「音楽」に注ぎ込んで来ただろう。


そのためにどれほどの「犠牲」を払って来たのだろう。


音楽界も別にあなたを必要としていない。


どんな仕事でも金銭は作れる。


働くのが嫌なら餓死してのたれ死ねばよい。


料理人は、一回の食事で使う金を惜しまない。


学者は、本に糸目をつけようとしない。


酒飲みも同様である。


でなければ、お金がなかったから、と「還暦」になるまで言い続けていればよい。


私の教室とも、「無縁」な人種である事は確かである。


50歳くらいになってもどうしても上手くなりたければ、訪ねてくればよい。


その頃、私の教室があるかどうかは不明である。


あれば、あなたが無駄にした「青春」をちょっとだけ取り戻して上げよう。


ああ、これくらいの技量でもう一度、「青春」を送りたかった、と後悔するであろうが、そのまま「還暦」になるよりは、楽しいはずである。


しかし、私に何十年習っても一切進化しない者もいる。


彼等は、別に、上手くなろうとは思っていないようである。


実際、何を言っても「完成」を見た事がない。


しかし要求する事だけは忘れない。


こちらからの要求は一切全うしない。


だから、こうした者への、私の責任は一切ない。


彼等自身の問題である。


本気で上手くなりたい者ではないからである。


すべては、そのできそこないのプライドのせいである。


あまりにも小さな世界にいたから早くで「完成」してしまったのである。


これは、しかたない。


臆病なのに、他人よりすぐれた人間になりたい、という「野望」を抱いたせいである。


おそらく、音楽とは無縁の原因がそこにあるはずである。


しかし、年月を経ないとその事を自分自身でも、認めないようである。


あるいは生涯、認めないかもしれない。


1人、皆んなよりも早く「還暦」になれ!


20代の若者は、自分の前途は有望である、と夢見ているから言われた通りの事はしてくれない。


いらん事ばかりをしている。


早く、学校を卒業して社会人になれ!。


気がついた頃には、それ所ではないはずである。


私は、一応、述べておいたから後は、勝手に判断すればよい。


私のようになりたくない、と思えば、一切実践しなければよい。


でも私に足りないのは「お金」だけである。


本当にそれだけである。


他は、そこそこに持っている。


だからあとは、宝クジを買えばいいだけである。

あなたは、お金があったって不安だらけであろう。

その他には何もないからである。

起きて半畳、寝て一畳である。


でも本当は、そうは思っていない。


なぜなら、既にホームレスがそれを実践しているからである。

 

以上、初心の者へ言いたい事を好き勝手にではあるが、述べておく。

私自身は、こんな入門書があればよかったと思っているから掲載している。

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