おすすめ本 その2

7:ブルースの魂白いアメリカの黒い音楽(「BLUES PEOPLE」1963) / リロイ.ジョーンズ(ReLoy.Jones)、上林澄雄訳 音楽之友社(第17刷1980年「第1刷1965年」)

(黒人の詩人、たっぷりと黒人側の主張を聞けばよい。黒人史。手に入らないだろうが、、。)

(復刊情報:入手可能、タイトル「ブルース.ピープル」)2005年1月14日追記

8:「改訂新版」ジャズ、ラグタイムからロックまで /ヨアヒム.ベーレント、油井正一訳、誠文堂新光社(1978年第3刷「1975年第1刷」)


『ここだけの話しだが、高柳昌行教室では、第1,2,3週が実技、第4週がジャズの歴史と自由作文提出、その時のジャズ歴史の教科書がこれ。これを「批判的読書方式」で読み進んで行った。「これは嘘だ、そんな事は著者の勝手な意見だ。まるで事実のように書いている。気をつけた方がよい」等。おおまかなジャズ史の把握、といった所である。実体を知らないで「名著らしい」と言っていたら大恥じをかくだろう。悪書ではないが。その記録部分を抜き出し把握する。著者独自の決めつけ断定文とは、敏感に区別する。「批判的読書」とは、それは「公理」なのか、でなければそれを証明しているか?。またその出典は明確か?。この様々な視点をもった読書法が批判的読書(「検証的読書」の方が適確な言葉だとは思う)である。このサイトの読者なら、「それは、友寄隆哉という偉い人が言っていた」で終ればよい。「何でそいつは偉いんだ?」と返されたら、「うん、それも本人が言っていた」と言えばよい。』

9:ジャズを聴く /ジェリー.コカー 小木曽俊夫訳 音楽之友社1989年

(他にも「ジャズ.アドリブ入門」「ジャズ.イディオム」が同作者、同社からあるが、まあ、これがプレーヤーにも入門書になる。具体的なジャズ指南書を取り上げたら切りがない。100册は軽く超えてしまう。「ジャズ」だけでもである。「音楽」となるとさらにその倍はある。)


10:キャバレー /栗本薫、 ハルキ文庫 (1983年)


(ちょっとした息抜き娯楽ジャズ小説)


11:ジャズ.カントリー / ナット.ヘントフ 木島始訳、(講談社文庫1977年版?) 晶文社(現在)


(古典となったジャズ小説。白人の高校生が、大学へ進学しようか、それともジャズ.ミュージシャンの道を歩もうかと悩む小説。モンクとミンガスを足して2で割ったキャラクターが出て来る。「ライ麦畑でつかまえて」(サリンジャー)同様10代で読んでおくのが望ましい。)


12:自分の構造-逃げの心理と言い訳の論理 /加藤諦三 PHP文庫

13:辛さに耐える心理学 /加藤諦三 PHP文庫

(若者なら、この2册くらいは読んで人生修行に挑め!)


14:トニオ.クレーゲル /トーマス.マン 高橋義孝訳 新潮社文庫「1967年第1册」)

(彼はなぜ、軍人としてもりっぱな業績を残したにもかかわらず詩人の地位も得たいのだろう、という芸術家の資質とは何かを思索する。「最も、多くを愛する者こそが、敗者である」が有名な箴言(しんげん)である。短編なのですぐに読めるだろう。もしこれを読んで何の記憶にも残らなかった、という者は、芸術的感性は全くない、と言えるだろう。)


15:「美について」 / 今道友信 講談社現代新書 1981年第16册「1973年第1册」)

(「芸術論」であるからむつかしい。相当読書慣れしていないと無理かもしれないが、一応、こうした世界にも馴れておいた方がよい。わかってもわからなくても。この手のものは、何百册と表現者は読んでいる。作品は、その人の全てを既に「露呈(ろてい)」している。)

 

16:守破離の思想 / 藤原稜三 ベースボール.マガジン社(1993年第1刷)

(これも読書慣れしてない者には、むつかしいので責任が持てない。しかし興味のある者には大変面白い。日本が誇る「芸道」の思想である。これを読み世界と闘う日本の武士となれ!。良き「師匠」を選ぶ際の指針ともなる書である。私の「守破離」のおもしろ話しは、この本以前からの世界である。念のため。真面目に知りたい、と思う人向けである。読破できればその後の修行人生の実りは大きい。奥が深いので「還暦」になるまで知ったかぶりしない事。)


17:風姿花伝  /世阿弥  岩波文庫

(日本の「能」を極めるための各年齢においての心得書。古文の世界なので、むつかしい。注釈はある。面白いかどうかまたまた責任が持てない。「還暦」になり人生にまちがいはなかったか、もう一度読んで見るために読んでおけばよい。最後まで言っている境地は長生きした修行人にしかわからない事は言うまでもない。)

18:本を読む本 / モーティマー.J アドラー著、講談社学術文庫

(音楽とは関係ないが、この1940年刊の古典的名著からすべての読書道は始るので、上げておく。読書が苦手な者は、ここから始めるとよい。)

ここに至り、読書分野は「無差別」となるが一応、上げておく。何ら精神の揺さぶられる事のない消費音楽をこれ以上得意気に絶賛して行く人種の増加に少しでも歯止めをかけるためである。

音楽同様、知っている量ではない。

どれほど深く知ったか、にある。

その数を増やして行く地道な日々の作業である。「本を聴く」、「音楽を読む」のである。

 


1:
日本フリージャズ史 / 副島輝人(そえじま.てると)青土社(2002年)

2:インプロヴィゼーション―即興演奏の彼方へ /デレク ベイリー (著), Derek Bailey (原著), 竹田 賢一 , 木幡 和枝 , 斉藤 栄一 (翻訳) 工作舎(1981年?)

(手に入らないだろうが、忘れていた。図書館はどうか。)


(*復刊情報、新装版、入手可能)2005年1月14日追記

 

3:「自分で考える」ということ/レグルス文庫 沢瀉 久敬 (著) 新書 (1991/11/01) 第三文明社 (旧、角川文庫1963年)

4:エロス的人間論 /小此木啓吾著  講談社現代新書(1970年)

5:幻想芸術の世界 / 坂崎乙郎 講談社現代新書 (1969年)

6:現代音楽の冒険 / 間宮芳生 岩波新書(1990年)

7:構造主義 / 北沢方邦 講談社現代新書(1968年)

 

8:水平思考の世界 / エドワード.デボノ著 講談社ブルーバックス(1971年)

9:自己不安の構造 / 石田春夫著 講談社現代新書(1981年)

10:孤独の世界 / 島崎敏樹著  中公新書(1970年)

11:「大舟日記」小津安次郎先生の思い出 / 笠智衆(りゅう.ちしゅう)扶桑社(ふそうしゃ)1991年

(半分冗談の息抜き本である。長い間売れなかった役者の人生からも学べるのである。小津映画を見てからがよい。)

 

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